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ダイイング・フィータス (Dying Fetus) は、アメリカ合衆国メリーランド州出身のデスメタルバンド。サフォケイションやスキンレスと並び、ニューヨークのデスメタルシーンの中心的なバンドとされ、一部のハードコアシーンとも繋がりがある。 速く複雑なギターリフとブラストビートを曲の軸として、低音とミドルのデスボイスの掛け合い、グルーヴィーなスロー~ミドル・パート、ビートダウンなどがダイイング・フィータスの音楽的な特徴とされる。また、初期はデスメタルにありがちな暴力的な歌詞が目立ったが、アルバム『Killing on Adrenaline』以降は、現代社会、特に消費主義を批判する歌詞が多い。 == 歴史 == 1991年にメリーランドのアナポリスにて結成。バンドは1995年にそれまでのデモを集めた1st『Infatuation With Malevolence』をリリースし、アメリカ東部のツアーに出る。翌年には、Pulverized RecordsとDiehard Music Worldwideよりそれぞれアメリカとヨーロッパで、2nd『Purfication Through Violence』をリリースし、そのサポートのためカタクリズム''(Kataklysm)'' とモンストロシティ''(Monstrosity)'' とのアメリカツアーに同行する。 1998年には、3rd『Killing On Adrenaline』をリリースする。このアルバムは、ドイツのMorbid Recordsより発売されているが、アメリカではバンド自身のレーベルBlunt Force Recordsがリリースを行っている。 1999年にはBlunt Force Recordsから『Infatuation With Malevolence』が再発され、さらに翌年の2000年にはアンダーグラウンドで名高いリラプス・レコードと契約し、続けてデストラクションとカタクリズムと共にアメリカツアーを行う。2000年の終わりには、4th『Destroy The Opposition』をリリースしている。なお、このアルバム以降は、ハウリング・ブルが日本盤の発売を行っている。 しかし、続くツアーの最中、結成当初からのメンバーだったジェイソン・ネザートンがバンドを脱退。さらにジョン・ギャラガーを残して、他のメンバーもバンドを脱退してしまい、一時解散状態に追い込まれたものの、ジョン・ギャラガーは新たなメンバーを集めて活動を再開させる。2002年には、Extreme the DOJO Vol.3の出演に伴い初の来日公演を行った。 その後は、新メンバーで北米やヨーロッパのツアーを行い、2003年に5th『Stop At Nothing』をリリース。幾らかのメンバーチェンジを経て、2006年の9月には、ニューアルバムの録音のためロックヴィルのスタジオに入った事が、公式にアナウンスメントされている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ダイイング・フィータス」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Dying Fetus 」があります。 スポンサード リンク
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